会長挨拶

第77回日本皮膚科学会中部支部学術大会
会長 長谷川 稔(福井大学医学部皮膚科学講座)
この度、2026年9月12日(土)・13日(日)、金沢駅前のホテル日航金沢にて、日本皮膚科学会中部支部学術大会を開催いたします。
本大会のテーマは「発掘!皮膚科学の魅力」。福井の恐竜化石や水月湖の年縞のように、まだ見ぬ皮膚科学の可能性を掘り起こしたいという思いを込めました。ポスター原画は画家・松本亮平先生による特別制作です。
特別講演の一つとして、水月湖年縞研究の世界的な第一人者・中川毅先生をお迎えします。長い時間軸で物事を読み解く視点は、皮膚科学にも新たな示唆を与えてくださるはずです。
さらに、世代を超えた皮膚科学各分野のエキスパートによる講演に加え、基礎医学、リウマチ・膠原病科、救急科など他領域の第一線の先生方を招聘し、「皮膚科の外から皮膚科を見る」機会を設けました。普段の学会では得にくい視点と刺激をご体感いただけます。
シンポジウム「B細胞から自己免疫疾患治療の展望」では、基礎から最前線治療までを一気通貫で整理します。また、「能登半島地震に学ぶ救急対応と皮膚科災害対策」では、いざという時に本当に役立つ知識と実践を共有します。単位取得に必要な必修講習も充実した内容を予定しております。
そして本大会の大きな特色として、「エキスパートとともに考える診断・治療困難症例セッション」を設けました。診断がつかずに悩んでいる症例、治療に行き詰まっている症例こそ、ぜひご応募ください。批判ではなく、建設的で温かい議論の場といたします(優れた提示には表彰あり)。
会期を通して、どの世代の先生にも、それぞれの立場で“持ち帰れるもの”がある構成といたしました。
会場は金沢駅前というアクセス至便の立地です。徒歩圏内に多くの見どころが集まり、文化と食を楽しめる街でもあります。お時間が許せば、復興の途上にある能登、あるいは新幹線で約30分の福井にもぜひお立ち寄りください。
皮膚科学の魅力を再発見し、次世代へとつなぐ場となるよう準備を進めております。
皆様と金沢でお目にかかれますことを楽しみにしております。
